Farm

23.12.28/29 年末のもちつき

12月28.29日は年末のもちつきを畑で開催します。

みんなですべて手作業で育てた無農薬のお米で餅をつき、2日で食べてしまおうというど派手なイベントです。新しく使えるようになった広々とした隣地で、大賑わいのもちつきを予定しています。

なお、来場に関しましては、駐車スペースに限りがあるため、買い物だけの方(30分程度以内)か、小さなお子様づれ、妊娠中の方、ご病気や怪我のある方、ご高齢の方、その他歩くのが困難なご事情のあるかたが農園の駐車場をご利用いただけます。それ以外の方は公共交通またはYRP内の有料駐車場に駐車していらしていただくようご協力ください。自転車およびバイクは来場可能です。YRP駐車場はSHO Farmから徒歩10分程度の場所にございます。最寄りのバス停はYRP野比駅からバス停川原田下車5分です。

また、もちつきではたくさんのかたの手が必要です。終日でなくても、当日ちょっとお手伝いしたいですという方も歓迎です。具体的には、もちつきの段取り(餅の返し手・せいろ役・洗い屋さん・配膳・もち丸める係など・・・)があります。また、以下の材料の現物差し入れも歓迎です。必要なものはもち材料である「さとう、小豆、干しシイタケ、しょうゆ・きな粉・あんこ・のり・ふるまいのドリンク(ペットボトル不可)」をお待ちしております。化学物質過敏症の方もいるため、みんなが安心して食べられる、添加物のない材料の寄付をお願いしたいと思います。一つからでも構いませんので、事前にお持ち込みいただくか、配達バックに入れていただければ回収いたします。ご協力お願い致します。

誰もが良質な食に無料でアクセスする権利を保障する本イベントは動物性食品不使用、無料にてふるまわれます。イベントにご賛同いただける方からの金銭の寄付も歓迎しております。年末年始に使える野菜と、桜山植物園さんのお正月飾り、お花もたくさんご用意しておりますので、ぜひゆっくりと楽しんでいってください。皆様のご協力と来場を心からお待ちしております。

2023-12-19 | Posted in Events, FarmComments Closed 

 

SHO Farmで働く

・独立就農希望正社員 (2023年度募集終了)

2~4年間SHO Farmで中核となる正社員として、かつ農業研修生として働きながら、独立就農も支援します。社員を経験することで、より実務的な学びをすることができます。 フルタイムでの勤務となります。

・農業ができる程度に健康で体力のある方、特に足腰の強い方 (30代前半まで)

・2年~4年、SHO Farmで勤められる方

・農園近くに住むことのできる方(公共交通機関のない早朝から仕事が始まります)

・運転できる方

・動物(鶏・豚)や植物に対するアレルギーのない方(軽度の花粉症は除く)

・土日、早朝も出勤可能な方

・エコロジーとフェミニズムに理解があり、社会問題に関心のある方

・就農を視野に入れている方

・日常会話以上の英会話のできる方

採用おける優先項目(以下の経験がある方を優先します)

・本格的な農業経験

・マネジメント能力、マルチタスクで仕事を考えられること

・就労経験(事務処理能力・キッチンなど)

・語学力(英語)

・本格的なスポーツ経験(大学の体育会系部活以上)

選考

・援農にて顔合わせ、相談

・1次選考 書類および課題選考

・2次選考 夏季に一週間以上のインターンを経て、最終選考を行います。

お申込み

お名前、自己紹介、援農希望日を連絡の上、info@sho-farm.comにメールしてください。具体的な就労条件(給与・待遇等)は上記選考過程でお伝えします。

農業研修生

SHO Farmでは神奈川県の農業次世代人材投資資金の研修先として認定されています。将来就農希望される方の農業研修をSHO Farmにて受けることができます。正社員と異なり、SHO Farmの雇用ではないため、農園からの給与支給や社会保障がありません。
神奈川県農業次世代人材投資資金 を利用するなどして、ダブルワークをしながら週3~4日程度、農園で研修を受けることになります。

対象者
以下、全ての項目を満たす方となります。
 再生型農業に関心を持ち、将来就農を目指して勉強する意欲のある方。
 有機農業の思想とSHO Farmの取り組みに共感し、エコロジー的及びフェミニズム的実践ができる方。
 仲野晶子と翔の人となりを理解し、お互いに尊敬しあえる方。
 2年の研修を修了できる程度に、健康で体力のある方。

学べること
① 栽培管理等の生産技術・知識に関する研修
作物を育てるうえで最も重要な土壌を中心的に座学として進め、ほか、植物生理・栄養、種子、少量多品種における作付計画について実習をベースに体系的に学ぶ。
② 農業機械・機器・施設の操作方法・整備に関する研修
基本的な扱い方、とくに安全に事故のない機械の使用方法を習得し、簡単な故障診断と改善方法を学ぶ。
③ 販売・流通・マーケティングの知識、帳簿や財務諸表の作成、労務管理等の農業経営に関する研修
 農業経営アドバイザー有資格者を中心に上記すべて習得する。最後は研修生による発表を行い、多くのアドバイスを受け入れ計画をブラッシュアップする。

研修時間
一日8時間の場合 週3~4日6~8時間
夏季以外 7時~4時(昼休憩1時間)
夏季 6時~12時、3時~5時 
6時間に短縮する場合は、週の日数が増えます。年間1200時間以上の研修が必要となります。

補助金

神奈川県農業次世代人材投資資金を利用します。対象になるかどうかなどの要件(年齢・年収等)はご自身でこちらのページをよく読んでください。

研修生の選考について

農業は自然の中で身体を動かす肉体労働でありながら、あらゆる分野の知識が必要とされる知的な職業です。SHO Farmでは思考力、体力、人間力を総合的に判断して、研修に適すると考える方を研修生として迎えたいと考えています。
研修生についてご興味ある方は、まず援農にて農園の雰囲気を体感してからご検討ください 。

募集

随時
研修可能な人数が少枠のため、お申し込み時点で在籍している研修生の数によっては、お断りさせていただくこともあります。

選考の過程

事前説明:まずは援農にお越しください。お申し込みはContactの援農のページからお願いします。
一次選考:お申込みおよび課題提出(書類選考)

二次選考:(一次選考通過者のみ)農業インターンによる実地選考(1週間程度)

お申込み

お名前、自己紹介、援農希望日を連絡の上、info@sho-farm.comにメールしてください。

2023-05-01 | Posted in Events, Farm, RecruitNo Comments » 

 

公平な社会へ Pay it forward

pay it forwardへのお申込みは、こちらのGoogleフォームから

pay it forwardの内容変更、停止はこちらのフォームから

Pay it Forwardは、

農園から公平な社会を実現することをめざす

SHO Farmの新しい試みです。

ふつう、一本のにんじんは、誰にでも同じ価格で売られています。私たちの社会は、これを当然と考えてきました。

確かに、同じものを誰にでも同じ価格で売るのは平等です。しかし、生活に余裕がある人の100円と、そうではない人の100円は違います。

資本主義の社会では、必ず格差が生まれます。お金に余裕のある人だけが、地球環境にも人のからだにも良質な食を手にできる、または、そうした食を手にするために他の必要な出費を切り詰めなければいけない、という現状は、公平ではありません。

実は私たちは、農園を始めてすぐの頃、貧困状態を経験したことがあります。どんなに生活を切りつめても、低収入では限界がありました。いつも自分の行為にどれだけお金がかかるのかばかりを考えていると、目の前が灰色の世界に見えてきて、うまく笑うことすらできなかった時代がありました。

「お金に余裕がない」という状態がどれほど辛いものか、身に染みて理解したからこそ、極端な格差社会に強い問題意識を持っています。

◎SHO Farmコミュニティのなかで、再分配を行えないか

もし「今は生活に余裕があるから、100円のにんじんに120円払ってもいいよ」という人がいれば、その分「今は生活が苦しい」と感じている別の誰かが、80円で同じ良質なにんじんを手にすることができます。

SHO Farmコミュニティの希望者同士で、こうした再分配を行えないか。以前から温めてきた構想を、今年度、Pay it Forwardという名前でスタートすることにしました。

◎希望者を募集します

Pay it Forwardでは、SHO Farmの野菜ボックスを定期で購入するお客様の中から、

  • 毎回通常料金からマイナス500円で支払いたい方 *「麦コース」と呼びます。
  • それを補う基金として、ご自身の野菜ボックスの通常料金以外に、毎月500円(またはそれ以上)を寄付したい方  *「豆コース」と呼びます。

を募ります。もちろんこれまで通りの料金で野菜ボックスを継続いただくこともできます。麦コース及び豆コースの金額変更は都度可能ですのでお気軽にお申し出ください。 

「麦コース」を選ぶのに、特別な理由はいりません。こちらから理由をお聞きすることもありません。例えば、もしこのような状況に当てはまると感じたら「麦コース」を検討してみてください。
有機の野菜を購入するために、暮らしの他の出費を切り詰めている食費を抑えるために、工業型生産の野菜を選ぶことを検討したことがある複数のお子さんを育てているお子さんの習い事などを経済的事情から諦めている介護や介助、特別なケアが必要なご家族がいるご自身、またはご家族が、病気を療養している社会・環境のためのアクティビズムに従事するために、収入が限られている

例:「麦コース」▶︎3,000円の野菜ボックスを月に2回購入している方は、どちらも2,500円になります

例:「豆コース」▶︎3,000円の野菜ボックスを月に2回購入していて、毎月500円寄付いただける方は、1回目が寄付額を上乗せした3,500円、2回目は3,000円になります

*SHO Farmとお客様の間で信用が成り立たなければできない仕組みですので、個人情報を厳守し、野菜ボックスのお客様には毎年本プロジェクトの会計報告をしたいと思います。

*通常料金の野菜ボックスを希望する場合は、入力不要です。

*基金に寄せられる額の見通しによって、麦コースで受け入れる人数を調整します。

*麦コースのご希望人数が多い場合は、抽選(当選されなかった場合は順番待ち)とさせていただきます。

SHO Farmとしても新しい、全く見当がつかない社会実験です。

こんな取り組みがいろんなところで始まったら、きっといい社会になる。そのための社会への一石となるプロジェクトだと思っています。

皆様のご協力をどうぞよろしくお願いします。

SHO Farm 仲野晶子・仲野翔

2023-04-24 | Posted in FarmNo Comments » 

 

2023.3.25不耕起再生型農業実践報告会

お申込みオープンとなりました。

アーカイブ(当日の発表と圃場見学の様子の動画)はこちらから見られます。

【動画販売】SHO Farm不耕起再生型農業実践報告会 | Peatix

SHO Farm で実践してきた不耕起再生型農業の技術をすべて公開する報告会を開催します。

●トラクターなしで3ha、どうやって除草しているの?
●どうやって播種するの?
●不耕起でうまくいく野菜とうまくいかない野菜は?
●不耕起再生型農業に切り替えた結果どうだった?
●野菜がうまくできるまで何年もかからないの?
●不耕起再生型農業の二年後、驚くべき土壌の変化
実践した農民しか知りえない、様々な実例と技術を発表します。

  • 本報告会を開催する背景

環境再生、炭素貯留の観点から不耕起栽培は世界的に注目をされていますが、日本での広がりは始まったばかりです。
再生型農業が提唱される前から、日本では自然農の流れから、先駆的に不耕起栽培が取り組まれてきましたが、その実践は小規模な圃場での自給的な農法にとどまってきました。
アメリカ発祥の再生型農業は科学的な根拠に基づき、経済性と環境再生を両立する不耕起栽培でありますが、日本とは風土、栽培規模が大きく異なっており、アメリカでの実践をそのまま導入することは難しいのが実情です。
日本の自然農と海外の再生型農家が培ってきた知見を踏まえ、標準的な日本の農家の営農規模と風土に適合させた栽培技術の開発が急務となっています。
また、すでに優れた実践している農家は存在するが、その知見が広く共有されていないことも課題です。
農民による農民のための知見を共有するプラットフォームの整備が求められています。

  • 目的

以上の背景を基に、SHO Farmでの本報告会では、以下のことを目的とします。

①不耕起再生型農業の知見の共有
3haと日本では平均的な作付面積であるSHO Farmによる少量多品目の実践報告をすることで、多くの方に実践的な知見を共有します。
オンライン配信も活用することで、全国の農家からも双方向で意見を交換し、集合知を蓄積するきっかけを作ります。

②農家が主催する開かれた勉強会
農学の専門家や研究機関主体のトップダウンでなく、当事者である農民自身がオープンソースな学びの場を作り、全体的なレベルアップをすることで、分散型で公正な社会モデルを体現します。

  • 概要

◎日時  
2023年3月25日土曜日 9時半~14時半を予定(時間厳守)

◎実施方法 
①抽選による現地参加+後日アーカイブ録画配信(午後の圃場見学も含む)⇒30名限定
②オンライン(午前中の講義内容のみリアルタイム配信)+後日アーカイブ録画配信(午後の圃場見学も含む)

※①で応募多数の場合は抽選となります。抽選に漏れた場合は②と同じオンラインでの参加となります。
当選の可否は三月上旬にpeatixメッセージにて連絡します。
※アーカイブでは後日、午前中の講義、圃場見学両方を見ることができます。

◎対象者 
報告会の内容は実践的ものに特化するため、農家(慣行栽培・耕起的栽培から転換したい方も含む)、新規就農希望者、または比較的大きな面積の圃場を管理する方を対象としており、農業の一般基礎知識と実践がある方を前提とした内容とします。
※農家以外の方も参加可能ですが、解説なく専門性の高い用語を使うことはご了承ください。
※トラクターを利用した不耕起栽培はSHO Farmでは実践していません。

◎使用言語 
①②共に日本語
①の現地参加のみ英語による言語の補助あり。(希望の方は申し込みフォームに記入)

◎放送・アーカイブ 
プロの放送チームが担当しますので、オンラインでもクオリティの高い動画で配信できます。
開催が近くなりましたら、配信のURLをお送りしますので、peatixメッセージをご確認ください。
配信 フィリック・フォビック社(Zoom ウェビナーを使用予定) 

◎雨天時  
講義は北下浦行政センター(市民プラザ内)大会議室を利用(駐車場有、京急長沢駅より徒歩10分)、圃場見学は少雨決行
荒天の場合は現地参加も行政センターの講義のみ。圃場見学は後日アーカイブ。

◎事前学習
本報告会は時間的に限られたスケジュールであるため、不耕起栽培に伴う導入的な説明の時間を省き、参加者の知識レベルをそろえるため、参加者には事前学習として以下の課題図書を読んだうえで参加していただきます。

◎課題図書(参加者はどちらか一冊を選ぶ)
「土を育てる」ゲイブ・ブラウン著/NHK出版 /2022

「土・牛・微生物 文明の衰退を止める土の話」デイビット・モントゴメリ著/築地書館 /2018

◎講師
SHO Farm
〇代表 仲野 晶子
農学修士。専門は土壌化学。
修論ではインドの伝統農法が土壌の諸性質に及ぼす影響について研究した。
学業の傍ら、独)農業環境技術研究所土壌重金属研究室で3年間勤務し、農学研究の第一線を垣間見る。
中高一貫校にて理科教員経験後、2014年にSHO Farm開園。
報告会では主に土壌学的観点から発表する。

〇仲野 翔
大学で農業経済学を専攻。
日本政策金融公庫にて勤務、農業融資を担当。農業経営アドバイザー取得。
宮崎県に配属され、日本の農業の課題を体感する。
報告会では主に経営的な面から分析する。

◎内容
【午前 講義】2時間半程度
・SHO Farmでの実践事例報告
 日本の風土と再生型農業の可能性
 土壌の変化:断面調査、分析結果
 栽培技術:野菜全般、穀物、畜産、草堆肥、緑肥、除草、播種、収穫
 労働生産性の分析
 現在の課題
・質疑応答
 オンラインの方もzoomウェビナーからテキストで質問可能

昼休憩 現地参加の希望者はOne drop cafeさんによる菜食料理の提供
    ※別料金(現地参加に当選された方に別途ご案内します)

【午後 圃場見学】1時間程度
※オンライン参加の方は後日アーカイブでの配信
・畜産を入れた再生型農業の様子
・混植した緑肥の様子
・草積畝、草積堆肥
・不耕起自然栽培(種も蒔かない不耕起栽培)への挑戦の様子

◎申し込み期限
①現地参加抽選チケット   2月28日23時まで
②オンライン参加チケット 3月23日23時まで

  • 協賛企業・団体

本報告会開催にあたり、以下の団体の支援を受けております。(敬称略)
Patagonia  畑で考え学ぶサロン  One drop cafe
その他

・この報告会開催にあたり、キララ賞の副賞金の一部を利用しました。

関心のある方に本イベントの情報シェアをいただけますと、地球を再生する農業の普及の一歩となります。


本イベントは終了しましたが、報告会当日と圃場見学の様子を動画で販売しています。お申し込みはこちらからお願いいたします。

https://recordshofarm.peatix.com/?utm_medium=web&utm_source=results&utm_medium=%3A%3A%3A0%3A3546968&utm_campaign=search

2023-01-28 | Posted in Events, FarmNo Comments » 

 

年末のもちつき12月29.30

今年のおもちつきは12月29.30日の日程でおこないます。

もちつきのテーマは「誰も取り残さないおもちつき」です。

年末は一般的には楽しいシーズンですが、さまざまな事情から楽しむことができない方いることに思いを巡らせる必要があると考えています。

どの方にも楽しんでいただき、無料でお腹いっぱい食べられる2日間になるといいなと企画しています。

去年は食材費などの諸経費はすべてSHO Farmの持ち出しでしたが、年々規模が大きくなってきたことと、SHO Farmのイベントというよりも多くの人がかかわり作り上げる草の根的なイベントにした方が持続可能かつ可能性も広がると思い、イベントに掛かる材料や経費も公募制にしたいと思います。

欲しいものは以下の通りです。

干しシイタケ、醤油、きな粉、小豆、粗製糖(白砂糖でないもの)、板のり、振る舞い酒、もちつきボランティア(当日もその場で募集あり)、寄付金(運営の諸経費に当てます。)

※食材の提供の場合、化学物質過敏症の方や環境負荷への配慮のため、無添加でフードマイレージや包装ができるだけ少ないものをいただけますと助かります。以上の中で一つでも提供できるよ!という人がいればぜひご一報ください。

なお、去年は大量の人が集まり、駐車場が大きな混雑となったため、車での来場を制限することにしました。

今年は、いつも駐車いただいているSHO Farm前の道路は歩くことが困難な身体的な事情のある方を除き、車での来場はできません。

健常な方は公共交通でお越しいただくか、どうしても車で来る事情がある場合は、徒歩10分程度の近隣のコインパーキングとなりますのでご了承ください(コインパーキングにも限りがあり、去年はすべて満車となりました)。

駐車難民にならないためにも、ぜひ環境に良い徒歩、自転車、公共交通でいらしてください。

正月用の野菜、正月飾り(桜山植物園)の販売や、Irish music live(無料)などもあります。

来場の方は、お皿、お椀、箸、コップのご用意を持参お願いします(使い捨て不可)

2022-12-06 | Posted in FarmNo Comments » 

 

不耕起田んぼのコモン(仮名)概要とメンバーの募集について

  • はじめに

 斎藤幸平の「人新世の資本論」では、今日の危機は資本主義によってもたらされたものであるとし、資本主義のオルタナティブとして、脱成長コミュニズムを提唱しています。市民が地域資源を民主的に共同管理し、必要な材を自給する未来。その構想に心ときめいた方も多かったと思いますが、いざ「農」のコモンに挑戦しようとしても、様々な農地法のルールや、地域社会ならではの人間関係があり、個人の想いだけで始めるにはハードルが高いのが実情です。

 SHO Farmでは、これまで本格的なコモンの開始に向けて、様々な情報収集と事前準備を行ってきました。その中でも、水管理という点において一人ではできない水田、特に冬季湛水不耕起という管理方法は、生態系が完成すれば、田植えや除草といった管理が省略できるというメリットから、不耕起田んぼこそコモン的な管理にふさわしいと考えていました。そしてこの度、ご縁があって、冬季湛水不耕起田んぼができ、かつ地域住民の理解ある土地をお借りできることとなりました。やっと土地、人、技術、理論が揃い、新しいプロジェクト、「不耕起田んぼのコモン(仮名)」に挑戦する機が熟しました。

 私たちの「不耕起田んぼのコモン(仮名)」はエコロジー、フェミニズム、コミュニズムの3つの思想を基軸とし、以下を具体的な目的としています。

① 環境再生

不耕起、無農薬の管理により土壌を豊かにし、かつ多種多様な生物が生存できる環境を再生すること。

② 自給自足

食料の自給をすること。自然から糧を得る技術を獲得すること。

③ 直接民主主義

固定的な意思決定者を作らず、ルールおよび運営はメンバー全員で決定し、透明性のある直接民主主義を構築すること。

④ 公平性

ジェンダー、セクシャリティ、国籍、人種、階級等、アイデンティティにかかわらず、誰もが尊重され、意見が反映される公平な人間関係を作ること。

⑤ オルタナティブの実証

現行の社会システムに代わる、公平な人間関係と民主主義に基づく持続可能な代替案を実証すること。

  • メンバー募集 

 先日、数名のスターティングメンバ―でのミーティングを行い、さらにこのプロジェクトに参加いただける方を、以下の通り募集することとなりました。選考という過程を踏むこと自体に賛否あるかと思いますが、管理する田んぼの面積に限りがあること、ある程度共通理解がある方が集まることにより、活動の基盤となる公平な人間関係を築くことができるメリットを優先しました。また、選考においては、できるだけジェンダーや年齢などの多様なアイデンティティでバランスよく構成されるように調整します。

  以下、すべての条件を満たす方を募集します。

① 上記の目的に共感していること

② 暇があること(目安としては、最低週に丸一日程度の時間が取れる方。作業のみならず、ミーティングや勉強会もあります。)

③ 横須賀市長沢近くに住んでいること(最低でも三浦半島内に居住していること)

募集 5名程度 

※ご家族の場合でも、おひとりずつのお申し込みとなります。ご夫婦の場合はそれぞれ個別にお申し込みください。

  • 選考の流れ課題

お申込み(グーグルフォーム) →説明会参加 →課題図書(エコロジー、フェミニズム、コミュニズムより3冊)の連絡 →本の感想提出 →面接 →決定

課題図書予定

(エコロジー) 稲の多年草化栽培 小規模自給農への新たな道 /小川誠 著 /地湧の杜

        究極の田んぼ/岩澤 信夫/日本経済新聞出版

(コミュニズム)人新世の資本論/斎藤幸平/集英社新書

(フェミニズム)現在考え中

説明会 7/30土曜日16時からSho Farm にて

参加希望の方は必ずご出席ください

説明会お申し込みフォーム ※ご家族ご夫婦でもお一人ずつご本人で入力ください。

  • スケジュール

秋 勉強会、ルール作り

冬 畔づくり、排水溝の整備

春 育苗、田植え、草取り

  • その他

 本プロジェクトの正式名称、会費、活動内容、頻度、ルールを、メンバーがそろってから、みんなで決定します。そのため特に初年度は時間のかかるものと理解をお願いします。一方で、発起人で、道具や技術のあるSHO Farmこそ、このプロジェクトにおいて最も権力を持ちやすいという点に常に注意を払い、SHO Farm自身の特権性が解体されるよう、ルールをみんなで作っていきたいと思います。

 本プロジェクトは既存のシェアファーム、シェア田んぼのような枠組みとは異なり、ルールから自分たちで作るという点において革新的である一方で、メンバーと共に未来を描く想いがなければ進むことのできないプロジェクトです。これから取り組むのは小さな田んぼですが、オルタナティブの実証という点において、大きな可能性を秘めた試金石だと考えています。新たな時代を作るという最もワクワクする挑戦にともに進んでくれる仲間を心よりお待ちしています。

不耕起田んぼのコモン(仮名)メンバー一同

2022-07-20 | Posted in FarmNo Comments » 

 

MOKSHA「自然と私」

私たちが大好きなアーユルベーディストのMOKSHAがSHO Farmにやってきます

五島からはるばるやってきたお二人によるアーユルヴェーダのお話し、食事を香を焚いた竹林にてご用意いたします

ランチはベジタリアンミールスをご用意いたします。

お申込みはこちらからお願いします。

2022-05-01 | Posted in FarmNo Comments » 

 

映画ビックリトルファームとアフタートーク@あーすぷらざ

横浜のあーすぷらざにて、映画ビックリトルファームの上映会とアフタートークがあります。

アフタートークにはSHO Farmの二人が登壇し、今日からできる地球を再生する暮らし方というタイトルで30分のプレゼンテーションを行います。

映画とトークで500円です。

お申し込みはあーすぷらざの以下のURLよりお申し込みください。

上映会『ビッグ・リトル・ファーム~理想の暮らしのつくり方~』×アフタートーク『今日からできる地球を再生する暮らし』 – あーすぷらざ (earthplaza.jp)

2022-04-10 | Posted in FarmNo Comments » 

 

性別二元論を超えた新しいフェミニズムとエコロジーの勉強会

ジェンダーを学ぶ大学院生、鈴木亜湖さんと一緒に勉強会を行います。

ご関心のある方はまず、以下のinstagramの事前説明をお聞きください。

事前説明にご納得いただき、参加を希望される方は、詳細、お申込みはpeatixからお願いいたします。

2022-04-10 | Posted in FarmNo Comments » 

 

We make food and future 5/30

【満席となりました】

We Make Food & Future No.2 SHO Farm
5月30日にthe Blind Donkeyは、横須賀のSho Farmさんの畑にて、SHO Farmを主宰するお2人と、theBlindDonkeyのシェフ、ジェロームによるトークイベントを行います(雨天時は6・6に変更)
トークのテーマは、パンデミックや地球温暖化により、変化していく世界の中で、どのように食と向き合い、生きていくかということについてです。
トークの後にはSHO Farmさんの採れたての野菜と地元の海の幸を使った食事を畑でみんなで囲みます。

ジェローム・ワーグ:東京・神田のレストランthe Blind Donkeyのオーナーシェフ

SHO Farm 仲野翔・晶子: 横須賀で無農薬、無科学肥料の農園を営む。自家採種、ゼロウェイスト、有機質肥料などの課題を念頭に自然豊かな環境で約百種類の野菜と果物を生産している。

On May 2 the Blind Donkey is going to Sho Farm for a conversation about living and eating in a world transformed by a pandemic and a warming climate. The talk will be followed by an outdoor meal made with the produce of the farm and local seafood.

Jérôme Waag is the chef of the restaurant the Blind Donkey in Tokyo
Sho and Shoko Nakano grow organic vegetables on their farm in Yokosuka

<日時/ Date >
5月30日(日) May 30th (Sun)
予備日 6月6日(日) Rain date, June 6th (Sun)

14:00 農園見学希望者は畑ツアー(希望者のみ)

14:30 受付開始 Open
15:00〜 SHO Farm 、Jeromeによるトークセッション
Talk session by SHO Farm and Jerome
17:00〜 ディナー開始 Dinner Starts
19:00 終了予定 End of meal

<ディナー/ Dinner >
SHOFarmのとれたてのお野菜、三浦半島の魚介を使ったアイオリプレート、パエリア、デザート
Meal made with produce of farm and sea food, Aiori plate, Paella, Dessert.

<参加費 / Participation fee>
¥8,000(アペリティフ、スナック、ディナーの料金)
※その他のドリンクはキャッシュオンでの販売となります
Including aperitif, snack and dinner. Additional drinks are cash on.

<持ち物 / To bring>
お皿(20cm前後のの大きめのお皿)ドリンク用のカップ、お箸、フォーク
Large dish (around 20 cm), cup, cutlery

<場所 / Location >
SHO Farm
神奈川県横須賀市長沢6-47-30
6-47-30 Nagasawa, Yokosuka, Kanagawa

<アクセス / Access>
京急線YRP野比駅より、野1.2のバス「川原田」下車、徒歩5分
5 min walk from Kawaharada stop from 野1.2 Bus from Keikyu YRP Nobi station

※アルコールの提供を予定していますので、公共機関のご利用をお勧めいたします。お車でお越しの方は、お申し込み時にお知らせ下さい。
We recommend you use public transportation as alcohol is served. Should you come with car, please let us know when making the reservation.

<応募方法 / Reservation>
下記URLよりお申し込みください。
参加費は事前のお支払いとなります。

※緊急事態宣言を受けて日程を変更したため、peatixでは5月2日の開催日となっていますが、5月30日に行います
Reservation can be made from following URL.
Participation fee to be paid in advance.

https://wemakefoodandfuture.peatix.com/
2021-04-21 | Posted in FarmNo Comments »