Farm

23.12.28/29 年末のもちつき

12月28.29日は年末のもちつきを畑で開催します。

みんなですべて手作業で育てた無農薬のお米で餅をつき、2日で食べてしまおうというど派手なイベントです。新しく使えるようになった広々とした隣地で、大賑わいのもちつきを予定しています。

なお、来場に関しましては、駐車スペースに限りがあるため、買い物だけの方(30分程度以内)か、小さなお子様づれ、妊娠中の方、ご病気や怪我のある方、ご高齢の方、その他歩くのが困難なご事情のあるかたが農園の駐車場をご利用いただけます。それ以外の方は公共交通またはYRP内の有料駐車場に駐車していらしていただくようご協力ください。自転車およびバイクは来場可能です。YRP駐車場はSHO Farmから徒歩10分程度の場所にございます。最寄りのバス停はYRP野比駅からバス停川原田下車5分です。

また、もちつきではたくさんのかたの手が必要です。終日でなくても、当日ちょっとお手伝いしたいですという方も歓迎です。具体的には、もちつきの段取り(餅の返し手・せいろ役・洗い屋さん・配膳・もち丸める係など・・・)があります。また、以下の材料の現物差し入れも歓迎です。必要なものはもち材料である「さとう、小豆、干しシイタケ、しょうゆ・きな粉・あんこ・のり・ふるまいのドリンク(ペットボトル不可)」をお待ちしております。化学物質過敏症の方もいるため、みんなが安心して食べられる、添加物のない材料の寄付をお願いしたいと思います。一つからでも構いませんので、事前にお持ち込みいただくか、配達バックに入れていただければ回収いたします。ご協力お願い致します。

誰もが良質な食に無料でアクセスする権利を保障する本イベントは動物性食品不使用、無料にてふるまわれます。イベントにご賛同いただける方からの金銭の寄付も歓迎しております。年末年始に使える野菜と、桜山植物園さんのお正月飾り、お花もたくさんご用意しておりますので、ぜひゆっくりと楽しんでいってください。皆様のご協力と来場を心からお待ちしております。

2023-12-19 | Posted in Events, FarmComments Closed 

 

SHO Farmで働く

SHO Farmでは持続可能な農業に関わる人が増えてほしい、という思いから、共に働くスタッフの募集、研修生制度を利用した就農支援を行っています。

農業というと単純労働を思い浮かべられがちですが、特に当農園では体力、知力を求められる総合的な仕事であるため、生きることと働くことが一体化した喜びを感じられると思います。また、環境にも人にも健全な食料を生産することは、最も重要な仕事であり、多くの方に感謝され、またご自身の中でもモチベーションをもって仕事に関われると思います。本人の特性に合わせて、仕事内容は調整できますので、健康であればどんな方でも農園で働くことができます。

・フルタイムスタッフ (現在募集しておりません)

4年間SHO Farmで中核となる正社員として、かつ農業研修生として働きながら、農園運営を学びます。仕事内容は農作業のみならず、お客様とのやり取り、企画、運営にかかる事務作業など、様々なタスクに同時に対応できる能力が求められます。フルタイムでの勤務となります。就労後希望される方は独立就労の支援も致しますので、就農へのステップアップを考える方にも良い選択肢であると思います。

・農業ができる程度に健康で体力のある方

・4年間、週35時間、SHO Farmで勤められる方

・農園近くに住むことのできる方(公共交通機関のない早朝から仕事が始まります)

・運転できる方

・動物(鶏・豚)や植物に対するアレルギーのない方(軽度の花粉症は除く)

・土日、早朝も出勤可能な方

・エコロジーとフェミニズムに理解があり、社会問題に関心のある方

・農業を生業として考えている方

・日常会話以上の英語のできる方(英語での会話・文書対応が求められます)

採用おける優先項目(特に以下の経験を重視します)

・本格的な農業経験

・マネジメント能力、マルチタスクで仕事を考えられること

・就労経験

・語学力(英語)

・本格的なスポーツ経験

選考

・援農にて顔合わせ、相談してください。

お申込み

お名前、自己紹介、援農希望日を連絡の上、info@sho-farm.comにメールしてください。具体的な就労条件(給与・待遇等)は上記選考過程でお伝えします。

・パートタイムスタッフ

主に出荷の調整を行う軽作業です。農作業もお願いすることがあります。また、勤務後に配達をお願いすることがあります。

現在募集はありません。

農業研修生

SHO Farmでは神奈川県の農業次世代人材投資資金の研修先として認定されています。将来就農希望される方の農業研修をSHO Farmにて受けることができます。社員と異なり、SHO Farmの雇用ではないため、農園からの給与支給や社会保障がありません。
神奈川県農業次世代人材投資資金 を利用するなどして、ダブルワークをしながら週3~4日程度、農園で研修を受けることになります。研修終了後は、独立就農していただます。

対象者
以下、全ての項目を満たす方となります。
 再生型農業に関心を持ち、将来独立就農を目指して勉強する意欲のある方。
 有機農業の思想とSHO Farmの取り組みに共感し、エコロジー的及びフェミニズム的実践ができる方。
 仲野晶子と翔の人となりを理解し、お互いに尊敬しあえる方。
 2年の研修を修了できる程度に、健康で体力のある方。

学べること
① 栽培管理等の生産技術・知識に関する研修
作物を育てるうえで最も重要な土壌を中心的に座学として進め、ほか、植物生理・栄養、種子、少量多品種における作付計画について実習をベースに体系的に学ぶ。
② 農業機械・機器・施設の操作方法・整備に関する研修
基本的な扱い方、とくに安全に事故のない機械の使用方法を習得し、簡単な故障診断と改善方法を学ぶ。
③ 販売・流通・マーケティングの知識、帳簿や財務諸表の作成、労務管理等の農業経営に関する研修
 農業経営アドバイザー有資格者を中心に上記すべて習得する。最後は研修生による発表を行い、多くのアドバイスを受け入れ計画をブラッシュアップする。

研修時間
一日8時間の場合 週3~4日6~8時間
夏季以外 7時~4時(昼休憩1時間)
夏季 6時~12時、3時~5時 
6時間に短縮する場合は、週の日数が増えます。年間1200時間以上の研修が必要となります。

補助金

神奈川県農業次世代人材投資資金を利用します。対象になるかどうかなどの要件(年齢・年収等)はご自身でこちらのページをよく読んでください。

研修生の選考について

農業は自然の中で身体を動かす肉体労働でありながら、あらゆる分野の知識が必要とされる知的な職業です。SHO Farmでは思考力、体力、人間力を総合的に判断して、研修に適すると考える方を研修生として迎えたいと考えています。
研修生についてご興味ある方は、まず援農にて農園の雰囲気を体感してからご検討ください 。

募集

随時
研修可能な人数が少枠のため、お申し込み時点で在籍している研修生の数によっては、お断りさせていただくこともあります。

選考の過程

事前説明:まずは援農にお越しください。お申し込みはContactの援農のページからお願いします。

お申込み

お名前、自己紹介、援農希望日を連絡の上、info@sho-farm.comにメールしてください。

2023-05-01 | Posted in Events, Farm, RecruitNo Comments » 

 

公平な社会へ Pay it forward

pay it forwardへのお申込みは、こちらのGoogleフォームから

pay it forwardの内容変更、停止はこちらのフォームから

Pay it Forwardは、

農園から公平な社会を実現することをめざす

SHO Farmの新しい試みです。

ふつう、一本のにんじんは、誰にでも同じ価格で売られています。私たちの社会は、これを当然と考えてきました。

確かに、同じものを誰にでも同じ価格で売るのは平等です。しかし、生活に余裕がある人の100円と、そうではない人の100円は違います。

資本主義の社会では、必ず格差が生まれます。お金に余裕のある人だけが、地球環境にも人のからだにも良質な食を手にできる、または、そうした食を手にするために他の必要な出費を切り詰めなければいけない、という現状は、公平ではありません。

実は私たちは、農園を始めてすぐの頃、貧困状態を経験したことがあります。どんなに生活を切りつめても、低収入では限界がありました。いつも自分の行為にどれだけお金がかかるのかばかりを考えていると、目の前が灰色の世界に見えてきて、うまく笑うことすらできなかった時代がありました。

「お金に余裕がない」という状態がどれほど辛いものか、身に染みて理解したからこそ、極端な格差社会に強い問題意識を持っています。

◎SHO Farmコミュニティのなかで、再分配を行えないか

もし「今は生活に余裕があるから、100円のにんじんに120円払ってもいいよ」という人がいれば、その分「今は生活が苦しい」と感じている別の誰かが、80円で同じ良質なにんじんを手にすることができます。

SHO Farmコミュニティの希望者同士で、こうした再分配を行えないか。以前から温めてきた構想を、今年度、Pay it Forwardという名前でスタートすることにしました。

◎希望者を募集します

Pay it Forwardでは、SHO Farmの野菜ボックスを定期で購入するお客様の中から、

  • 毎回通常料金からマイナス500円で支払いたい方 *「麦コース」と呼びます。
  • それを補う基金として、ご自身の野菜ボックスの通常料金以外に、毎月500円(またはそれ以上)を寄付したい方  *「豆コース」と呼びます。

を募ります。もちろんこれまで通りの料金で野菜ボックスを継続いただくこともできます。麦コース及び豆コースの金額変更は都度可能ですのでお気軽にお申し出ください。 

「麦コース」を選ぶのに、特別な理由はいりません。こちらから理由をお聞きすることもありません。例えば、もしこのような状況に当てはまると感じたら「麦コース」を検討してみてください。
有機の野菜を購入するために、暮らしの他の出費を切り詰めている食費を抑えるために、工業型生産の野菜を選ぶことを検討したことがある複数のお子さんを育てているお子さんの習い事などを経済的事情から諦めている介護や介助、特別なケアが必要なご家族がいるご自身、またはご家族が、病気を療養している社会・環境のためのアクティビズムに従事するために、収入が限られている

例:「麦コース」▶︎3,000円の野菜ボックスを月に2回購入している方は、どちらも2,500円になります

例:「豆コース」▶︎3,000円の野菜ボックスを月に2回購入していて、毎月500円寄付いただける方は、1回目が寄付額を上乗せした3,500円、2回目は3,000円になります

*SHO Farmとお客様の間で信用が成り立たなければできない仕組みですので、個人情報を厳守し、野菜ボックスのお客様には毎年本プロジェクトの会計報告をしたいと思います。

*通常料金の野菜ボックスを希望する場合は、入力不要です。

*基金に寄せられる額の見通しによって、麦コースで受け入れる人数を調整します。

*麦コースのご希望人数が多い場合は、抽選(当選されなかった場合は順番待ち)とさせていただきます。

SHO Farmとしても新しい、全く見当がつかない社会実験です。

こんな取り組みがいろんなところで始まったら、きっといい社会になる。そのための社会への一石となるプロジェクトだと思っています。

皆様のご協力をどうぞよろしくお願いします。

SHO Farm 仲野晶子・仲野翔

2023-04-24 | Posted in FarmNo Comments »